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COMITIA155/レポート

  • 執筆者の写真: Itari
    Itari
  • 4 日前
  • 読了時間: 8分

お世話になっております。イタリです。 先日のCOMITIA155に参加された方、お疲れ様でした。また、サークル『塩の魚』まで足を運んでくださった皆さんに、改めて感謝を申し上げます。


イベント約10日前

コミティアに出すものを今思いついた顔してます ―― 2026/2/11 19:00:36

どうして?

急にコミティアで頒布するものを思いついたわたしは、ここから活動時間を平均25時まで延長することになる(イタリは7時間以上寝ないとまともでいられないのだが、2時まで起きたりすると5時間しか眠れなくて狂う)。合間合間でサボらなければ半分の時間でも十分足りたはずだし、25時まで起きてても結局眠くて進捗悪すぎて効率最悪なのだが、今更何を言っても無駄である。朝起きられるわけないしさ…… イベント約10日前に思いついたものというのが、今回頒布した「NFCタグ付きアクキー」である。

正方形のほうは既存のデザインを流用、長方形のほうはアレンジの必要があったので実質1デザインを作れば外観は何とかなった。とんでもない短納期でCORNER PRINTINGさんが作ってくださった。マジでありがとうございます。本当にすみません。あとグラフィックさんが布ポスターを3日で作ってくださいました。すみませんでした。

さて、ものは出来た。しかし、NFCタグの中身が問題であった。 スキャンするとPHÉNOMÈTREの漫画が読める、というグッズにするつもりだったが、そのサイトをどこにするかで迷ったのだ。Pixivより自サイトが良かった(一次展示場所という感じがする)のだが、WIXサイト、もといサイト作りに無知な人間は致命的なまでに漫画の展示サイトをつくるのに不向きである。多少知識があればやりようがあるのかもしれないが、WIXの備え付けの機能では、そもそも右から左にページを繰ることができないのである。そもそも見る側が使用しているのがPCかスマホか判断した上で見え方を変えたりする必要があったりする。スマホに恨みの感情を抱いたのは今回が初めてかもしれない。WIX以外であればなんかいい感じの漫画ビューアが使えたのだが……

そういうわけで、NFCタグに漫画ページを書き込むにあたり、漫画ページをもうちょっと何とかする必要があった。アップロードするファイルの容量制限がないNotionを利用する案も思いつくが、そもそもドキュメントを管理するサービスのため、これはこれで画像を管理するのが難しい(試しに作ってはみた)。WIXサイトでは元々、PHÉNOMÈTREとそれ以外の漫画が同リンクに掲載されていたので、それだけでもなんとかする必要があった。

というわけで、なんとかした。動的サイトに完勝した。漫画の追加もシリーズのページ分けもうまくできるようになった。ネットの情報に踊らされかなり紆余曲折した(実際今の仕様にするのには30分くらいしかかかっていない)が、2月20日0時半に、なんとかなった。

同日、職場での昼休みにアクリルキーホルダーにNFCタグを貼ったり、情報を書き込んだり、パッケージングしたりして、夜に完成した。

ところで、2月19日にはいろいろあったのだが、それを全てスルーして作業した。『印刷のつぶ』の2月号は遅延しているが、たぶんここから数日後に出る。印刷部をよろしくお願いします!(宣伝)

Discordサーバー「印刷部」作成のお知らせ
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Discordサーバー「印刷部」作成のお知らせ
 お世話になっております。イタリです。 この度、「印刷が好きすぎるから印刷の話題ばっかり喋れるコミュニティ欲しいなあ」という気持ちが盛り上がり、Discordサーバー「印刷部」を作成しました。■どんな人向け? • 印刷物が好きな人 • 印刷物に興味がある人 • 印刷物に疑問がある人 • 同人誌を作るときに困ったことがあって…という人も歓迎します。 同人誌のデータづくりから版画制作まで、「イメージを物理的な物に写して複製する」という工程があるものについての話題を歓迎します。■内容 知見やイベントの情報収集と、分からないことや気になっていることの質疑応答が主です。以下でカテゴリとチャンネルをご紹介しましょう。 • 余談:サーバー参加時に使用ソフトについての質問があり、それによってロールが自動付与されます。質問するたびに必要になる「このソフトを持ってて…これがなくて…」の説明が(ちょっと)省けます。 活動報告 普段の活動(制作)を報告するカテゴリです。 • 自己紹介 • つくったよ • 告知・宣伝というテキストチャンネルがあります。印刷物に関するもの(且つNSFW・成年向け以外)を

イベント当日

𝑻𝑶𝑲𝒀𝑶 𝑩𝑰𝑮𝑮𝑬𝑺𝑻 𝑺𝑰𝑮𝑯𝑻(帰り)
𝑻𝑶𝑲𝒀𝑶 𝑩𝑰𝑮𝑮𝑬𝑺𝑻 𝑺𝑰𝑮𝑯𝑻(帰り)

例によってUCYMOを聴きながら移動。移動BGM。毎回「この曲」で乗り換えしてるな…と思う(居住地がバレるので言わない)。最近の通勤時間にも読み進めていた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が終盤のとんでもない佳境に入ったところで駅に到着。すでに気が気でない状態で受付へ向かう。

今回のCOMITIAでは初めてSFジャンルで申し込んだ。つまりSF島に配置されているということである。普段なら買い物に行くのにSF島まで移動する必要があったのだが、今回は最初から目的地にいる。この利便性に感動したと同時に、移動距離が短くなってしまったがために新たな作品を開拓しに行く気力が湧きづらかったようにも感じる。というか普通に体調不良だった。ちゃんと寝ましょう。

Fediverse(Misskey.design)で知り合い、今回初めて会う人が何人かいた。既知とはいえ新しい出会いはうれしいものだと改めて思う。もちろん、すでに顔見知りであったり、Fediverse以外での繋がりの知り合いだったり、SNS上で知り合っていない偶然通りがかった人がスペースに訪れるのも喜ばしいことであることは言っておく。しかし、特にコーヒーハウス(フロクロ氏によるDiscordサーバー)から来てくださる方にはなんとも言えない感動を覚える。Discordサーバーという、特定多数のみとやりとりできる閉じたインターネットで関係が広がるのは、かなり希望が持てるというか、印刷部もかくありたいと思える。もちろん参加者の人数も影響しているし、サーバー管理者の人望・ジャンルの広さも大きく関わるのだが……マジ・リスペクトである。

欲しかった本やグッズも買えたし、たくさんの方に制作物を迎えてもらえた。丸一年ぶりのコミティア参加で不安もあったが、良いイベントになったと思う。次のサークル参加は新刊が出るときにします。

帰路・晩御飯

腹が 減った…

驚くほど腹が減った。今まで、イベントに出たり都会に行ったりしていると腹が減らない体質だったのだが、かなり、腹が減った。 15時頃に撤収作業を始め、クラフトワーク(多分)と核P-MODELの新譜をBGMに退場。運営の中にテクノのオタクがいるなッ!! 帰りがけ、売り子を務めていただいた山川夜高さんとPHÉNOMÈTREの新刊について少し話した。わたしは漫画を読むのも描くのも慣れておらず、苦手である。伝わらないかもしれないが、わたしの現状の漫画の読み方は、中学英語の知識で全編英語の本を読むような感じである。そんな状態で、漫画へのリスペクトに欠けたものなど描くべきではないと思っている。勉強をしろ、ただそれだけの話なのだが、それで得た愛などは漫画を愛する人々の足元にも及べないものだろう。とにかく、漫画というものはわたしにとってとんでもない情報量をもつメディアであって、濃厚な歴史があり、それをやろうという勇気がないのである。

PHÉNOMÈTREに漫画の形をとらせる必要はないと思っている。かといって小説でもないわけだ。だからといってメタ作品にしたいわけでもない。フィクションと現実の境界が分かってしまうと、自分が胡蝶なのか胡蝶を見ているのかハッキリわかった状態になってしまう気がする(伝わらないかもしれないが……)。そうなると、PHÉNOMÈTREは答えとして閲覧されるだけのものになってしまい、わたしも答えを描くだけになる。わたしはPHÉNOMÈTREによって、時間と空間の空想をしてみたい・してほしいと思っているのかもしれない。PHÉNOMÈTREの世界観はそのために作られたからだ。だから、本当は話の筋は必要ない。 そういう話の中で、山川さんから「物語を完全に理解する必要はない」「何も残らなくてもいい、散歩や音楽みたいなもの、体験している最中は楽しくて、終わって何も残らないが、なんか良かったということだけ残るもの」の話をしてもらった(間違ってたら早急にご連絡ください)。そうか、わたしは散歩や音楽みたいなものを作りたかったのか、と妙に腑に落ちた。

今回こそ、PHÉNOMÈTREはSFだと言ってサークル参加したわけだが、その「S」「F」がなんであるかをずっと考えていた。「スペキュレイティブ・フィクション」「思考・ファンタジー」だなんだと言っていたが、たぶん「サンドボックス・フィグメント」である。現実から借用した世界に変なものを導入して、どうなるか観察する作り話。「サンドボックスゲーム」から意味をとるなら、世界に目標がなく、プレイヤー(登場人物・読者)がそれぞれ目標を持ったり持たなかったりして、作り話の中で何かを作る(「作る話」ではない、「作る」)。フィクションというほど事実らしくなく、ファンタジーというほど魔法にかけられないPHÉNOMÈTREは「フィグメント」とかの方が似合っている。散歩・フィグメントかもしれない。砂場・フィグメントかもしれない。

結局これがどういう形になるかは全く思いつかないし、たぶん次の話も漫画の形になると思う。より自然に、インタラクティブなものになれば良いと思っている。

晩御飯の話がまだだった。いや、喫茶店でサラダとラザニアを食っただけなんですが…… 印刷部の話も含め、いろいろと年単位の将来について考えることが増えている。年齢の上昇につれ、取り扱う時間の単位が大きくなってきている。時間1に対して脳が受け取れる情報量も減ってきている感じもある。いや、時間って獲得した情報量から計算されるのかしらなどと考えている。 より多くの情報を得られるうちに、学びたいことを学んでおくべきだと感じ始めている。今年の標語は「雀百まで踊り忘れず」である。 そう。去年末にエレキベースを始め、年が明けてすぐエレキベースを買ったという話はいずれブログに書くつもりだ。


長くなってしまいましたが、改めて、COMITIAでスペースにおいでくださった皆さん、日頃よりお世話になっている皆さんに感謝を申し上げます。 次のイベントサークル参加は、前述のとおり、PHÉNOMÈTREの新刊が出る時になると思います。気張っていきます。 それではまた近いうちに。


追伸:『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は帰路で読み終わりました。ア~~~~~

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